最近、フィリピンではブラックマーケット等を通じでイベルメクチンを入手している人が増えています。
しかし、副作用も有り使用には最善の注意が必要のようです、下記の記事が皆様の参考になれば幸いです。

 米食品医薬品局(FDA)は3月8日、消費者向けの健康・安全情報(Consumer Updates)で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療と予防のために駆虫剤のイベルメクチンを使用しないよう、注意喚起した。

 イベルメクチンは、寄生虫を原因とする糞線虫症とオンコセルカ症の治療を適応としてFDAに承認されている。また、アタマジラミなどの外部寄生虫の駆除や、酒さ(皮膚炎の一種)などの治療のための局所薬としても承認されている。さらに、寄生虫駆除用に、ウマやウシなどの動物にも使用されている。

 最近、COVID-19の治療薬候補としてイベルメクチンが注目を集めている。FDAはCOVID-19による死者数を考えれば、標準的治療の代わりとなり得る治療法に関心を持つ消費者の気持ちも理解できるとしながらも、COVID-19の治療薬としてのイベルメクチンの使用は未承認であることを強調。同薬の使用により、深刻な危害がもたらされる可能性があるとして警鐘を鳴らしている。

 FDAによると、イベルメクチンは承認用量を服用した場合であっても、抗凝固薬などの他の薬剤と相互作用することがある。また、過剰摂取すると、吐き気、嘔吐、下痢、低血圧、アレルギー反応(かゆみや蕁麻疹)、めまい、運動失調(バランス障害)、発作、昏睡を起こすことがあるほか、重篤な場合には死に至ることもあるという。

 さらに、FDAは動物用医薬品としてのイベルメクチンの使用についても、注意喚起している。動物用のイベルメクチンは、もっぱらウシやウマなどの大型動物に使用される。そのため、高濃度の成分が含まれていることが多く、ヒトが服用する場合には危険が伴う。実際、FDAにはウマ用に処方されたイベルメクチンの服用により医療処置や入院が必要になった患者の例が多数報告されているという。

 FDAでは通常、医薬品に含まれる有効成分の安全性と有効性だけでなく、不活性成分についての評価も行っている。しかし、動物用の製品に含まれる不活性成分の多くは、ヒトへの使用が評価されていないか、あるいは評価済みの成分であっても、ヒト用の製品での含有量よりもはるかに多くの量が含まれている可能性があるという。FDAは、これらの不活性成分が、イベルメクチンの人体への吸収のされ方にどのように作用するのかが不明な場合もあるとしている。

 なお、FDAでは、COVID-19の患者に対する治療薬、またはCOVID-19に対する予防薬としてのイベルメクチンの使用について支持するデータのレビューをまだ実施していないという。ただし、いくつかの初期調査は進行中であるとのことである。