財政高官によると、フィリピン経済は、財政赤字が拡大しているにもかかわらず、パンデミック時に経験した衰退から回復するだろうという。政府が複数のセクターの回復に貢献するプログラムへの支出を加速させるからである。

財務次官兼チーフ・エコノミストのギル・ベルトラン氏は、景気は財政・金融セクターで回復を後押しするだろうと述べた。
Beltran氏は、商業活動を促進するための対策の一環として、社会経済プログラム、特にBBB(Build Build)、CCT(Conditional Cash Transfer)、UHC(Universal Health Care)のための支出が昨年増加したと付け加えた。

これらのプログラムに資金を提供することは、長期的には経済の回復を確実なものとするであろう。 経済チームは、インフラ支出は2022年までに1兆2900億ポンド(国内総生産(GDP)の5.8%)に達し、2024年までにはGDPの平均5.4%に達すると予測している。

「COVID-19のパンデミックは道路をぎょっとさせたが、金融セクターと共に財政セクターは経済にショックアブソーバーを提供し、経済の回復を支援し続けている。 税収の取り込みは昨年減少したが、支出は実際に増加した」とBeltran氏は述べた。

第1学期の財政赤字は約28%増の7,161億ポンドとなったが、内閣レベルの開発予算調整委員会(DBCC)の1兆1,000億ポンドの予測を下回った。

政府は歳入を2%以上改善し、1兆4,900億ポンドに達した。内国歳入・関税局の回収が増加したため、DBCCの1兆4,200億ポンドを上回った。

しかし、経済学者は、財政赤字が拡大するにつれ、政府が債務対GDP比率の国際基準である60%を超えてしまう可能性があると警告した。 上半期の支出は約10%増の2兆2,000億ポンドとなった。

INGバンクのシニアエコノミスト、ニコラス・マパ氏は、財政赤字が年内に膨らみ続ければ、景気は債務に警鐘を鳴らすかもしれないと述べた。 経済チームは、2021年末までに債務対GDP比が59.1%に上昇すると予測している。

「赤字が拡大するにつれて、2021年以降の債務対GDP比率が60%を超えないようにすることはますます困難になっています」とMapa氏は述べた。

出典:
https://www.philstar.com/business/2021/08/09/2118538/higher-state-spending-drive-economic-recovery